男性が求める「女性らしさ」には、外見からくるものと、内面から出るものがあります。
どんなにあなたの中身が女らしくても、肩幅が広くてがっしりした体型で、いつもスッピンで日焼けしているような女性だった場合、女性らしいとは認めてもらいにくいかもしれません。
この逆で、あなたがおおざっぱな性格だったとしても、外見が女らしかったり、可愛いらしければチヤホヤされるようなこともあるようです。
外見と内面にあらわれる女性らしさについて考えてみましょう。
外見の女性らしさ
いつもパンツスーツで髪をひとつに束ねて、テキパキと仕事をこなす女性と、花柄のワンピースを着て髪にゆるくウェーブがかかっているような女性では、後者の方が女らしく見られがちです。
しかし、実際に話をしてみたり、接しているうちに、女性らしさからすると、前者の方が上だとわかる場合もあります。
性格がわかった後では、最初に感じた外見の女性らしさは徐々に薄くなっていきますが、それでも第一印象が人に与えるイメージは大きいと言えるでしょう。
特に、お見合いなどの場合は、出会ってから短期間で結論を出さなくてはなりません。
また、外見の好みも恋愛には含まれるので、女っぽい女性が相手のだった場合には、その好みに合わせて演出する必要があるでしょう。
内面の女性らしさ
内面の女性らしさは、ふとした瞬間にあらわれます。
たとえば、悲しい話を聞いて涙ぐんだときや、床にはっている虫を見てキャーキャー怖がる様子などです。
泣いた顔を見たことがないとか、床を走り回るゴキブリを見つけて、即座にスリッパで叩きつぶす様子などには、女性らしさは感じられないでしょう。
女性らしさは、内面の弱さと言い換えてもいいかもしれません。
子供のような純真さが感じられたときに、その女性をカワイイと思えることがあります。
本当の女性らしさ
本当の女性らしさはどのようなものかと言えば、男性を立てる控えめな女性らしさや、家庭的な雰囲気であるというような、もっと奥深いものかもしれません。
たとえば、トイレから出てハンカチを持たずに、濡れた手をもてあましている男性に対して、そっとハンカチを差し出せる女性は、十分に女らしいです。
そんなさりげない仕草で、一瞬で恋に落ちることというのは少なくありません。
女性らしくしようと思ってすぐにできるようなものではなく、何年もかかってその人からにじみ出るものでしょう。
しかし、形から入ることも可能ですから、普段パンツスーツの人は花柄のワンピースを着てみたり、ときには自分の弱い部分を表に出してみることで、女らしく見てもらえそうです。
日頃、男性に「女らしくない」と言われがちな人は、そのあたりを意識して行動してみてください。