挨拶を、トキメキに変える

毎朝、笑顔で挨拶されると、それほど好きな相手でなくてもしだいに気になってきたりするものです。
「おはようございます!」などと大声で挨拶しなくても、にっこり微笑むだけでもいいのです。

なかには、大声で話しかけられると恥ずかしいというシャイな人もいますから、相手に気づいてもらえる程度の挨拶でかまいません。
ただ、好きな人に話しかけるときに緊張で笑顔がひきつってしまうという人でも、相手の目を見て声をかけるようにしましょう。
目をそらして声だけかけると、イヤイヤ声をかけているように見えることがあります。

挨拶のステップアップ

毎朝、笑顔で挨拶する習慣ができてきたら、そこから少しずつステップアップしていきます。
「あれ、髪型変えた?」など、相手になにか変化が見られたら声をかけましょう。

ほかに、見慣れないバッグを持っていたら「新しいバッグ、買った?」でもいいですし、普段帽子をかぶらない人であれば「そんな帽子、かぶってた?」でもいいです。
相手がなにか言ってきたら、そのバッグや帽子について会話を続けることができますから、身のまわりの品を話題づくりにしてください。
自分の持っている物であれば、会話しやすいでしょう。

またデートの終わりなどにプチギフトをプレゼントしながら、ちょっとした気遣いの言葉をかけるだけで相手の印象が変わります。

行動をフォローする挨拶

同じ職場に勤めている場合、気になる異性がほめられたり、または落ち込んでいることなどがあります。
ほめられた場合は、「良かったね!」とか「すごいなぁ!」などと、一緒によろこびましょう。
相手は、ほこらしい気持ちになります。

また、落ち込んでいるときは、「残念だったね」とか、「気にすることないよ」とか、状況を見て声をかけましょう。
ただ、お声がけは、一言だけにしてください。

落ち込んでいるときに励まされると、逆にプライドが傷ついたりしますから、声をかけた後は、相手が声をかけてくるまで放っておきます。
立ち直れば、または言葉がほしければ声をかけてくるでしょう。

メールで、朝の挨拶を

メールアドレスを交換するぐらい仲良くなったら、朝イチでメールを送りましょう。
「おはよう!雨、降りそうだよ。傘、持った?」とか、「今日、歯医者に行く予定」など、その日の報告でもいいです。

メールは相手の状況がわからないツールであり、朝は急いでいることも多いので、短い文章を送ってください。
朝から長文が来ると、特に改行なしのびっしりとした長い文章が続くと、うんざりさせられることがあります。

また、毎朝、一方的にメールを送りつけるのではなく、相手の返信が来たら次を送るというように様子を見ます。
メールには、その人のペースみたいなものがあるため、そのペースがつかめるまでは、連絡が来たら送り返すというように相手のペースに合わせましょう。